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- 田辺三菱製薬の歴史
田辺三菱製薬、合併の系譜
田辺三菱製薬は2007年10月に田辺製薬と三菱ウェルファーマが合併して誕生しました。さまざまな個性を持った会社がひとつになり、それぞれの経験や技術を結集して、新たな未来を切り拓こうとあゆみ続けています。前身となる各社の特色や創業・合併の歴史をご紹介します。
- ■田辺製薬
- 「たなべや薬」の製造販売で、徳川四代将軍家綱治世に大阪・土佐堀で創業。最初のカルシウム拮抗剤「ヘルベッサー」の研究開発と販売で、国内製薬企業としていち早く海外市場へ進出。
- ■吉富製薬
- 第二次世界大戦の直前に武田長兵衛商店と日本化成工業(現在の三菱化学)が共同出資して設立。終戦直後には抗ハンセン病剤「プロトミン」を開発。その後「コントミン」「デフェクトン」など、向精神薬の分野で躍進。
- ■ミドリ十字
- わが国初の血液銀行として誕生し、以来、創業期は、凍結血漿の米国への輸出や銀行血の販売で成長。その後、免疫グロブリン製剤を中心とする血漿分画製剤や輸液製剤まで幅広く医薬品事業を展開。
- ■東京田辺製薬
- 十二代田邊五兵衞が東京・日本橋に設立した田邊元三郎商店が前身。斬新な広告手法で販売を広めた外用鎮痛消炎剤「サロメチール」の他、ウルソデスオキシコール酸などで事業規模を拡大。
- ■三菱化学
- 前身会社の一つである三菱化成工業は、三菱鉱業および旭硝子の共同出資により日本タール工業として設立、一方の三菱油化は三菱グループとシェルグループとの共同出資により設立。